コンセントの追加が必要になるとき
リフォームをするとコンセントが必要な場所が変わります。
例えば洗面台を交換すると、洗面台に付いているコンセントの場所や数が変わるので、それまでドライヤー用に使っていたコンセントが使いづらくなったり、足りなくなったりします。
洗面台の大きさを変えると壁のコンセントがふさがって使えなくなる事もあります。
電気工事士の資格が必要となりますので、資格をお持ちでない方は別記事の『電気工事士』をご覧ください。
コンセント追加に必要な材料
石膏ボードやベニヤの壁に取り付ける場合にはほとんど下記3点で済みます。
今回のコンセントはアース無しなのでVVFケーブルも2芯を使用します。
①はさみ金具
②埋込コンセント
③VVFケーブル
コンセント追加の手順
①下地のチェック
別記事の『おすすめの下地センサー』で紹介したBOSH製下地センサーで壁裏の状態を調べます。
壁裏に柱などがないかしっかり確認します。
②取付用穴の確定
別記事『DIYにも使える水準器』で紹介した水準器を利用して取付用にあける穴を鉛筆で下書きします。
③穴あけ
石膏ボードの場合は別記事『ボードのこでスイッチ用穴を開ける』で紹介したのこなどで穴をあけます。
今回は壁がベニヤなのでマルチツールで穴あけします。縦と横に2本カットして瞬く間に穴が開きます。
④ブレーカーを落とす
近くのコンセントから増設用の電源をとるので、既存のコンセントラインのブレーカーを落とします。
⑤はさみ金具取付
はさみ金具の上側のビスを予め仮付けします。
仮付けしなくても取付できますが、誤って壁の間に落としてしまわない為の予防策です。
なお、上下ともビスをつけるとはさみ金具が取付穴に入りません。
⑥コンセント結線
既存コンセントからの送り線を増設コンセントに差し込みます。
もちろん『W』と書かれた接地側には白線を挿入します。
⑦コンセント仮付け
結線が終わればコンセントを仮付けします。
一旦ここで通電の確認をします。
水準器で確認して固定
最後に水準器で水平を確認しながら固定して設置完了です。
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