ガス給湯器の交換

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区分マンションの給湯を交換

戸建物件と違い区分マンションでは給湯器の設置スペースが限られています。
今回はバスユニット自体は交換しないので、追い炊き機能はない給湯器の同サイズでの交換をしました。
浴室とキッチンに2つのリモコンがあり、浴室、洗面、キッチンの3か所に給湯します。

必要資格

今回の作業に必要な資格はガス可とう管接続監督者でした。
(最終的にはガス接続は業者委託としました。)
・給湯器本体からはコンセント接続での給電とアース接続なので電気工事士資格は不要。
・給水はフレキ接続で配管自体の工事は無し。
・ガス管は可とう管の交換のみでガス管自体の工事は無し。

交換前

まだ使えるようですが、賃貸中の故障に備えて交換します。

浴室内のリモコンです。

給湯器本体には5か所接続するものがありました。

1.給水・・・水道からの配管
2.給湯・・・給湯器から室内へお湯を送る配管
3.ガス・・・ガス管からの配管
4.アース・・・見えにくいですが、本体にビス留めでアース線をつなげます。
5.リモコン等・・・見えにくいですが、室内からのリモコンとコンセントへの電線が出ています。

左の2本が室内リモコンです。(浴室とキッチンにリモコンが有りました)
右は給湯器のコンセントとアースです。

給湯器本体を下から見たところです。
アースの接続のほか、水抜きせんが見えます。

キッチン側リモコン接続用のコネクタです。
交換する機種のリモコンは2芯ケーブルなので入れ替えが必要でした。

交換品の到着

本体はNORITZ(ASU-GQ-1639WS-1-G-13A)です。

左がノーリツ RC-7606S 浴室リモコン オートストップ機能無 NORITZ(RC-7606S)
右がノーリツ RC-7606M 台所リモコン オートストップ機能無 NORITZ(RC-7606M)

裏から見たところです。
浴室用リモコンはコネクタ接続、キッチン用リモコンはネジ接続となっています。
いずれも2芯ケーブルを用います。

交換用給湯器の方が小型化されているのでスペーサーの金枠が必要となります。
PS設置給湯器取り替え専用部材 PS金枠セットPK-D470NR

この給湯器も追い炊き機能は無いので、接続するモノは同じです。
右上の電源が出ている黒い穴にリモコンケーブルが挿入されます。

給湯器本体です。

給湯器本体のカバーを外しました。
左下の緑色の基板にリモコンを接続します。
設置用取説に記載があるので割愛します。

給湯器の取り外し

古い給湯器のカバーを開けてリモコンケーブルを外しました。
ケーブルを交換したので、この作業は不要でした。

当然の事ですが、止水栓で水を止め、ガス管の元栓を閉め、コンセントを抜いたうえでそれぞれの接続を外します。

ビス3本で本体を金枠から外します。
一人で問題なくできる重さです。

給湯器取付

本体のカバーを取り外た状態で取り付けます。
大きさが小さくなったので左右に隙間が出来たことが分かります。

一応水準器で水平に設置しました。
最終的には金枠との譲り合いで微調整します。

給水、給湯のフレキを接続し、室内で通水テストをします。
ガス可とう管の講義でガスと水道を間違えて接続する事故について説明を受けたので念入りに確認して接続しました。

リモコンへの接続は純正ケーブルを使わずに汎用のVCTケーブルを使用しました。
浴室側リモコンのコネクタを外し防水スリーブで直結しました。

今回はガス管から給湯器本体へ接続する可とう管の取付はガス会社指定の業者に委託しました。

可とう管接続部分のガス漏れだけではなく、室内のガス管内の圧力を調べる事で屋内でのガス漏れが無いかも確認して頂きました。

給湯器交換について

給湯器本体、リモコン等の取り外しや据え付けの難易度は高くなく、コンセント接続なので電気的にも難しくありません。
ただし、ガスの取り扱いは危険なため、可とう管接続監督者を受講したうえで接続部分の作業は業者委託しました。

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