保証人とは?
賃貸契約では『保証会社』を使っていても『連帯保証人』や『保証人』が要求される事が多いでしょう。
これは『保証会社』は家賃の保証が目的だからです。
例えば借主さんが自殺をされるなど事故物件になった場合は連帯保証人の方に請求されたりします。
だから保証会社だけではなく『保証人』が必要となるわけです。
保証人と連帯保証人は法的に責任範囲が違うので下の記事も併せて読んでくださいね。
身元引受人とは?
では身元引受人の役目は何でしょうか?
例えば入居される方が障害や難病をお持ちの方など、何かあった場合に連絡や引き取りが必要となるケースです。
ほかにも高齢の場合にも先々の事を考えてお願いするケースが増えているそうです。
事故や病気で亡くなられたときにご連絡するが多いでしょう。
これから高齢化社会になるので準備が必要ですね。
身元保証人とは?
似たような名前で身元保証人というのもありますが、
『身元保証ニ関スル法律』によると雇用主と被用者との関係で使われるハナシです。
賃貸借契約では『保証人』と『連帯保証人』が適用されます。
就職する時に使うコトバですが、賃貸契約には適切ではないでしょう。
■身元保証ニ関スル法律
第一条 引受、保証其ノ他名称ノ如何ヲ問ハズ期間ヲ定メズシテ被用者ノ行為ニ因リ使用者ノ受ケタル損害ヲ賠償スルコトヲ約スル身元保証契約ハ其ノ成立ノ日ヨリ三年間其ノ効力ヲ有ス但シ商工業見習者ノ身元保証契約ニ付テハ之ヲ五年トス
まとめ
金銭的な責任がかかるのは『保証人』や『連帯保証人』なので『身元引受人』は怖がる必要は少ないと思います。
『身元引受人』をお願いする時には、『私に何かあったとき』なので身近な人に頼まれてはいかがでしょうか。
賃貸借契約はどんなものかも併せて読んでください。
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