サラリーマン大家さんが一番持ってそうな資格が『宅建士』ではないでしょうか?
宅建士とは
正式には『宅地建物取引士』という国家資格です。
年間20万人もの人が受験するそうですが、15~17%くらいの合格率だそうです。
受験資格には制限がないので不動産関係の会社に入社した20代の方から年配の方までさまざまな年齢層の方が受験されています。
合格率が15~17%でも冷やかし受験が多いので真面目に勉強すれば大丈夫!
宅建士にしかできない事
事務所には必ず必要
不動産業ではそれぞれの事務所に5人に1人の割合で専任の宅建士が必要です。
『重要事項説明書』
契約前には『重要事項説明書』の説明や記名、押印が必要になりますが、宅建士しかできない仕事です。
どんな試験?
私は2018年の秋実施の試験に合格しましたが、実は2度目の受験でした。
2016年に一度受験しているのですが、夏ごろから全く時間が取れずに試験に受験しました。
一般的に勉強時間は300時間程度と言われているので1日1時間でも1年ほどかかる計算です。
試験はマークシート式です。記述はなく、過去問中心の勉強で進めてOKです。
分野は『宅建業法』、『法令上の制限』、『権利関係』、『税その他』の4つから出題されます。
宅建士と言うからには『宅建業法』が最重要分野で全50問中20問前後出題されます。
2度目の受験には正月休みから通勤時のスマホ10分と寝る前の20~30分の参考書がベースでした。
春ごろからは参考書を過去問に変え、夏ごろには予想問題集に切り替えてひたすら問題を解く勉強法でした。
基本は過去問なので完全理解していなくても参考書から問題集中心に移行するのが重要です。
問題を解きながら参考書に戻って理解を深めればOKです。
試験はお昼ご飯のあとです。
眠くならないように!
おすすめ参考書
教科書
基本教科書は『みんなが欲しかったシリーズ』です。
ファイナンシャルプランナー受験の時にもお世話になったシリーズで特徴は柔らかい文体で難しい民法なども解りやすく解説しているのが特徴です。
私が使ったのは2016年版ですが、最新版はスマホ対応しているんですね。
問題集
問題集は過去問と予想問題集を使用しました。
私が使用したのは2018年版なので過去問は10年分でした。
直前模試
最新版は夏ごろに発行されます。
これも『パーフェクト』シリーズですね。
スマホアプリ
毎朝の通勤中に電車待ちをしている間はスマホアプリがおすすめです。
残念ながら廃盤らしく同じアプリは見つかりませんでしたが、宅建士の試験には暗記するくらい繰り返すことが効果的です。
実際の試験は長いので集中力が必要です。
民法は眠くなるのでエナジードリンクなどで気合いを入れましょう!
まとめ
大家業に宅建士が必要かと言われると、まぁ不要ですね。
でも、プロの仲介業者さんと渡り合うにはせめて知識だけでも持っておかないと!
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